yhs次回公演(2022年12月)
出演者オーディション
ご挨拶
はじめましての方も、お久しぶりの方も、こんにちは、丹治泰人と申します。
これまで札幌、東京と演劇を続けてきましたが、このコロナ禍で今後の生き方を考え、40歳を目前にして大学生になろうと決め、今春札幌へ戻って参りました。
当面は学業に専念しようと思っていましたが、人生の半分以上を演劇に費やしてきたせいなのか、気が付くと独白にふけり、手が震えだし、「稽古をしていないのにいきなり本番を迎える夢」にうなされる毎日。こいつぁやべえと思い、南参&橋本一生のカウンセリングを受け、古巣yhsで脚本と演出をやらせていただく運びになりました。12年ぶりに札幌で演劇やります。
今回オーディションを開催するに至った理由として、
・今、思うように演劇ができていない人の活動の場を作りたい
・今、札幌で演劇を続けている人たちとつながりたい
の二点を挙げ、公演の目的として、
【仕事と家庭を大事にした演劇にしたい】
という想いを掲げています。
東京ではありがたいことに専業で演劇活動を続けることができましたが、出会った俳優やスタッフの中にはアルバイトをしている方が少なくありませんでした。それは2.5次元舞台など商業演劇の現場でもです。そして、ご結婚されている方、お子さんがいらっしゃる方も多かったです。
「演劇の稽古」と聞くと、朝から晩まで缶詰めになってというイメージを持たれたり、実際そういう現場もこれまで多かったですが、ここ数年は働き方改革と言いましょうか、アルバイトをしている方の体力や、ご家族と過ごす時間に配慮をして、「短時間で集中して最善を目指す」という意識が少しずつ広まっていて、僕もそれを意識して稽古進行をしていました。
札幌でもそれはできると思います。札幌だからこそ、それを定着させたいと考えています。
お仕事や子育てに専念されている方には、本当に頭が下がります。ですがもし、「仕事があるから」「子供がいるから」と我慢されている方がいたら、一度ご相談ください。稽古の時間を配慮しますし、お子さんの前で稽古をするのも楽しそうじゃないですか。両立できる方法を一緒に探したいです。
もちろん、がっつり演劇がやりたい方も歓迎しますし、お力を貸していただきたいです。
東京の演劇人に言ってやったことがあります。
「札幌だってすげえんだから!」
一緒に、演劇やりましょう。
皆さんのご応募、お待ちしております。
公演概要
yhs『ノスタルジアの獄』
作・演出 丹治泰人
日程:2022年12月21日(水)~24日(土) ※19日(月)劇場入り
本番:21日(水)~23日(金)は夜のみ、24日(土)は昼夜の2回
会場:演劇専用小劇場BLOCH
あらすじ
渡辺正崇が目を覚ますと、コンクリートが剥きだしの部屋にいた。
窓はなく、隅に置かれたテーブルランプが明かりを灯している。
埃を被った机やラック、ソファ、無数の段ボール、冷えたカビの臭い。
持ち物は、圏外になっているスマートフォンと懐中電灯のみ。
自分の置かれている状況を把握できずにいる正崇の前に、高校時代の友人、吉田謙人と遠藤聡亮が現れる。
さらに他の同級生たちも続々と合流するが、全員ここまで来た記憶がなく、出口を探すもそれらしいものはどこにも見当たらない。
湧いてくるのは空元気と苛立ち、思い出したくない過去。
そして“それ”は突然始まった。
一人、また一人と罠にはめられ、傷を負っていく。
幾つかの手掛かりから、クラスでいじめられていた佐々木が犯人に浮かび上がるが、その姿はない。
犯人は本当に佐々木なのか、それとも…。
オーディション概要
日程:8月19日(金)、21日(日) ※詳細は【応募方法】を参照ください。
会場:市内中心部の稽古場
内容:個別オーディション ①自己PR ②台本を使った実技 ③質疑応答
所用時間:15~30分程度
※会場の住所や使用する台本などは、追ってご連絡、送付いたします。
その他、応募人数や皆さんのご都合によって調整、ご相談させていただきます。
応募要件
・18歳以上
→登場人物は20代後半~30代前半の「同級生」で、出演者が決まり次第、細かい年齢設定をします。
・12月20日(火)以降のスケジュールが融通できる方
→22日(木)と23日(金)の昼帯はお渡しできると思います。
・市内中心部の稽古場、劇場へ通える方
・劇団、所属事務所、ご家庭の理解を得られる方
・新型コロナウイルス感染予防、対策にご協力していただける方
稽古スケジュール
・11月中旬開始予定
・18時~23時の内、3~4時間程度 ※週末はこれに限らない
・稽古内容によって個別OFFあり
・週1~2日程度全体OFFあり
以上は目安となります。
稽古期間の3分の2~2分の1程度参加できそうであれば問題ございません。
お仕事などの都合による遅刻早退も最大限配慮いたします。
最終的には出演者のスケジュールを照らし合わせながら調整させていただきますので、遠慮なくご相談ください。
応募方法
yhsホームページの応募フォームからご応募いただくか、
mail@yhsweb.jp 宛に、件名を「yhsオーディション応募」として、以下の内容を記入してご応募ください。
以下は必須項目です。
・氏名(ふりがな)
・芸名(ふりがな) ※ある方のみ
・生年月日
・芸能関係の所属 ※ある方のみ
・電話番号
・メールアドレス
・現在の最寄り駅
・写真(顔が識別できるもの) ※当日の本人確認に使用するので、スマホ等での自撮り可、加工不可
・普段のお仕事のスケジュール ※勤務日や就業時間など
・現状判っているスケジュールNG ※私用含めて
・オーディション可能日時 以下①~⑥について○×で、細かい時間指定があれば併せて明記
8月19日(金)
①10時~14時 ②14時~18時 ③18時~22時
8月21日(日)
④10時~14時 ⑤14時~18時 ⑥18時~22時
以下は任意項目です。
・出身地
・身長
・趣味
・特技
・好きな俳優
・好きなエンタメ作品 ※演劇に限らず、映画、テレビ、書籍も含む
・芸歴 ※代表的なもの5つまで
・自己PR
・志望動機
・相談事項
締め切り 7月31日(日) 23:59
※募集は締め切らせていただきました。
個人情報の取り扱いについて
本募集では氏名、所属、ご連絡先などの個人情報を入力し手続きを行います。
入力された情報はオーディション期間中一時的に保存しますが、保存することはありません。
オーディション終了時に破棄されます。
新型コロナウイルス感染症防止対策について
下記の場合、当日の来場をお控えいただくようお願いいたします。
(1)発熱(平熱より1℃以上、もしくは37.5℃以上)、咳、呼吸困難、全身の倦怠感、のどの痛み、味覚・嗅覚の異常、下痢、吐き気・嘔吐の症状
(2)公演前の14日間に、新型コロナウイルス感染症が引き続き拡大している国・地域から日本に入国された方。
(3)新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある場合。
マスクを着用していない場合、ご入場をお断りする場合がございます。
また、フェイスシールドのみ、マウスシールドのみの場合は、ご入場いただけません。かならずマスクの着用をお願いいたします。
人同士の間隔を十分に保てるよう、ご協力・ご配慮をお願いいたします。
お食事はお控えください。
何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
脚本家、演出家、演出進行。
yhs(札幌)、
SPM(Stage Processing Mom)代表(東京)、
渡辺高等学院非常勤講師(東京、名古屋)、
ティーライオット主宰(東京)。
1984年生まれ、北海道札幌市出身。
2002年、高校在学中から札幌で演劇活動を始める。
劇団『私立そらまめ学園』代表、演劇ユニット『PLANETES.』主宰を務め、作・演出を担当。他団体への客演も多数。
2008年、お手伝いや客演を経て、yhsに入団。
2010年、拠点を東京へ移し、『ティーライオット』を結成、作・演出を担当する。
2016年から演出助手として2.5次元舞台を中心とした多くの作品に携わり、フリーランスの演出助手を集めたチーム『SPM(Stage Processing Mom)』を結成、後進の育成に励む。
2022年春、大学で心理と教育を学ぶため、生活拠点を北海道に戻す。
【yhs出演歴】
2008年「逃げろ/にっちもさっちも」「95(再演)」
2009年「しんじゃうおへや」
2010年「鍋のナカ」
2018年「きつい旅だぜ」(東京のみ)
【最近の主な脚本・演出作品】
ティーライオット「モーニング・ディナー」「トライアル」「インビジブル・シャドウ」
渡辺高等学院東京校「桃ノ島」「アテンダンツ~もしも名御供たちが主人公になっちゃったら~」
渡辺高等学院名古屋校「stAy go1d」「月でうさぎが跳ねたなら」
【主な演出助手実績】
「炎炎ノ消防隊」、「終末のワルキューレ」、「ROOKIES」、劇団ドラマティカ「西遊記悠久奇譚」、
「東京リベンジャーズ」、TXT「ID」「SLANG」、「アイ★チュウ」、「巌窟王」、「この音とまれ!」、
「ガンダム00」、「鉄コン筋クリート」、「四月は君の嘘」、「レディ・ア・ゴーゴー!!」など

丹治泰人プロフィール